第9回: 『 メジャーデビューを目指す山梨の若者たちをサポートしていきたい 』
今回の甲州人: 望月紀夫さん
( インディーズ・レーベル 『 LCP RECORDS 』 代表 )
http://www.lcprecords.com/
一昨年、インディーズ・レーベル 『 LCP RECORDS 』を立ち上げた望月紀夫さん。そこには地元山梨と音楽への思いが込められています。
「中学時代から音楽を始めてロックやブラック、ソウルミュージックなどを聴いていました。高校を卒業して学生時代には東京でバンドをやっていましたが、山梨に帰ってきたくて、こっちで仕事をしながら音楽を続けていました。当時はインディーズという言葉がなくプロかアマチュアという分け方しかない時代で、いわゆるアマチュアとして活動していました」と人生を音楽と一緒に歩んできた望月さん。
「僕自身も音楽活動をずっとしてきたし、山梨にも実力あるミュージシャンが沢山いるのかなという思いがありました。山梨でライブ活動だけをするのではなくて、その音楽を全国のCDショップとかインターネットを通じて海外へも売っていければいいなと。若いミュージシャンやメジャーを目指してなくても山梨で働きながら音楽活動をしていきたいというミュージシャンの後押しを少しでもできればと。そんな想いでレーベルを立ち上げました」。
望月さんのキーワードは《山梨から世界へ発信》です。
「基本的にはアーティストも一緒にプロモーション活動をします。『 LCP RECORDS 』の考え方に共感できるアーティストと少しでも多くの人に音楽を届けたいと思っています」。作品を作ることで満足するのではなくて、販売ルートを持っている僕たちを上手に利用して欲しい、とも言います。
発売リリース前は、レコーディング、ジャケット撮影、ミキシング、デザインなどの様々な作業で圧倒的に時間がないそうですが、「発売前にはレコードショップへのプロモーションも必要です。僕もアーティストもできるだけ足を運ぶようにしています。自分たちで出来る限り動くことにも大きな意味があると思いますので」と精力的に活動します。
「一人でも多くの人にCDを聴いてもらえて、全く知らない人に買ってもらえることが本当にうれしいです。タワーレコードで試聴機にCDが入るなんて全くイメージしてなかったことが実現したり、iTunesで世界に向けて発売するなんて夢だったようなことができたりとか、そういう驚きを感じられるのが一番の喜びです。次から次へとアーティストを世の中に送り出していくのが本当はレーベルらしいのかもしれません。しかし、山梨在住のアーティストを応援していきたいというコンセプトで、僕と仲間とが力を合わせてやっている組織ですので、少しずつ発掘したアーティストをリリースしていければと思っています。その中からメジャーを目指すものが出てきて上のステップにいってくれればいいですし、山梨に在住し自然に接しながらいい音楽を発信していきたいというアーティストを応援していきたいと思います」と熱い想いを語ります。
「生まれも育ちも山梨で、結局山梨が好きなんですね。ビジネスでもファッションでも音楽でも、いろんな環境がもっと盛り上がったらいいなと思います。我々がが少しずつ何とかしていけばもっともっと面白い街になるし、そういう要素はもっていると思っています。僕が出来ることは音楽ですが、みんなでいろいろなことを興していけば、もっともっと魅力的な街になっていけるはずです」という言葉に、山梨への期待と愛情が込められています。
『 LCP RECORDS 』が、《山梨から世界へ》と光り輝くレーベルになるのがとても楽しみです。

