第20回: 『 お客様の満足が最優先。そして、山梨の女性たちの内面を、外見から美しくしていきたい 』
今回の甲州人 : 古屋ゆり子さん
( 美容室《 Bijoux 》(ビジュ) オーナー兼、美容師 )
1997年、国際的ヘア・アーティストとして有名なジュリアン・ディス氏のアシスタントとしてパリコレに参加した、古屋ゆり子さん。その後、独立してオープンした美容室《 Bijoux 》(ビジュ)は、現在4ヶ月先まで予約が取れない程の人気店に成長しました。古屋さんは、オーナー兼、美容師として活躍中です。
古屋さんが美容学校に入学したのは23歳の時。銀行に勤めていましたが「何か自立してやりたい」と思い美容師の道へ入ります。
「勉強というものから遠ざかっていたので、その頭の切換と、技術的なものが全くない状態で一から始めたので大変でした」
美容学校卒業後、働いていた美容室でパリコレのアシスタント募集オーディションを知り応募。見事に難関を突破し全国の中から選ばれました。
「周りにいるのが世界的に有名なモデルさんやアーティストさんなので、最初はすごく緊張していてガチガチになっていましたが、『そんなに緊張しないでもっと楽しくやりなよ』と言われて、やっと冷静に周りが見えるようになりました。」
「パリコレのバックステージにはケーキやサンドイッチが置いてあって、モデルさんや私たちスタッフも自由に食べることができます。リラックスしながらやるという空気が日本とは全然違いましたね」
そして2001年に美容室《 Bijoux 》をオープンすることになります。
「大人の女性が気軽に寄れて、ゆっくりとくつろげる落ち着いた雰囲気のお店にしました。30代、40代、50代の大人の女性がもっとヘアスタイルやメイク、洋服に関心を持って輝いてもらいたいです」
古屋さんは更なる勉強のため定期的にミラノへ研修に行っています。
「ミラノではちょっとしたアイデアや工夫があります。決して難しいことをしているわけではないのですが、土台ひとつにしてもそのアイデアで全く見たことのないスタイルになります。『凄いなー』といつも関心します。これからもミラノでの研修や海外の一流アーティストの講習会は受けていきたいです。その技術をお客様にフィードバックできますから。」
「子育てをしている時でも、仕事で疲れている時でも、オシャレしてもっと美しくなってもらいたいですね。女性は女性らしく綺麗にすることで内面が変わってきます。人に優しくなったりとか、気持ちにゆとりが出てきます。そうすれば、もっと仕事にも頑張ろうという気持ちもでてきます。人間的にもステップアップできます」
山梨の女性に対しては?
「まずは自分を知ることだと思います。私はお客様に『自分をどう見られたいですか?どう見て欲しいですか?』と必ず聞きます。その気持ちをしっかり持つことによって『ヘアスタイルをこうしよう、メイクをこうしよう、洋服をこうしよう』って、トータル的にその人が確立されていきます。その人の行くべき道がわかるという感じでしょうか。それがわかった上で努力していくことにより、外見的美しさが出来上がって、内面の美しさにつながり、さらに美しい女性になるのだと思います。ただ流行を追うだけではなくて、その人らしさを大切にして、自分にあったオシャレをしてもらいたいです」
「自分の技術をアシスタントが学んで、高い技術や知識がある美容師が増えていってもらいたいですね。そうすれば山梨の美容業界はもっと発展するだろうし活性化します。それによって山梨の女性たちがもっと自分を磨いて綺麗になって活躍していって欲しいです。そのお手伝いができれば嬉しいですね」
お客様が満足して帰って頂くことが第一条件。お客様とコミュニケーションをはかり、必ずそれが満たされているかどうか確認するという古屋さん。その人気と実力は益々輝いていくことでしょう。

